いまの彼は、実は高校時代の同級生だったりします。

高校時代、同じ部活だった人がいます。

イラスト部に所属していたのですが、その人も同じ学年の人でした。

背が高く、眼鏡をかけていて、本をよく読んでいました。

私は子供のときからイラストを描くのが好きだったので、高校でも迷わずイラスト部へ。

実際、雰囲気もよく私に合っている部活でした。

人数の少ない部活(常に居るのは3人程度)だったため、自然と同じ学年のその人とよく話をしていました。

最近見たアニメの話やラノベの話、それから家族の話など。

部活が終わった後はそのまま一緒に下校したりもしていました。

話を聞いていると、その人の両親はふたりとも自衛官なんだそう。

お母さんが陸上自衛隊でお父さんが海上自衛隊なんだとか。

『○○(彼の名前)も卒業したら自衛官になるの?』

と聞いたら、まだ決めていないと笑っていました。

私はなんとなく、自衛官にならないでくれたらいいなと思っていました。

自衛官ってなんとなく忙しそうだし、もしそうなったら卒業後あまり会えないかも、そんな風に考えました。

そこで私はようやく、彼のことが好きになっているんだと気付いたのです。

それから3年間、私はずっと彼のことが好きでした。

彼も部活以外は学校で静かにしている人で、恋人のウワサなども一切なく、私も安心していました。

『でも、もしこのまま告白しなければ何も進展がないんだな』

突然、そんな思いがフっと沸いてきて、いてもたってもいられなくなりました。

3年生の夏休み、私は彼を遊びに誘いました。

近所の市民プールに誘って、思いっきり泳いだ帰り道、私はついに彼に想いを打ち明けました。

『ずっと好きだった…卒業しても一緒に遊んだりしたい』

彼はにっこり笑って頷きました。

『俺もすき!卒業しても一緒にいよう』

胸の中ではじけるような幸福が広がっていったのを今でも覚えています。

そう、それがいまの彼氏です。

結局のところ、彼は卒業して自衛官学校に進み自衛官になりました。

最初は忙しくて会えなくなったらどうしようと不安にも思いましたが。

彼のご両親も自衛官同士で夫婦になったのだから大丈夫!と自分に言い聞かせてました。

今は休みのときに思いっきり彼に甘えています。

頼りがいがあって優しくて、アニメや漫画の話もできる彼のことが大好きで大好きでたまりません。

毎回、会えるときが楽しみで子供みたいにワクワクしています。

私も日々、自分を磨いて、ゆくゆくは彼と結婚してずっと一緒に添い遂げたい思います。

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